さくらのサーバーのPythonとDjangoの環境構築手順

【注意】この記事は完全に自分用の雑記と備忘録です。

 

最近、会社で利用していたとあるWebツールがまともに使えなくなってしまった。

割とよく使うツールであり、他にも同じようなツールはあったが、目的としている結果が得られない。

「これが使えないともう終わりだなぁ~www」とか、 「遂に有料ツール入れなきゃ回らなくなるか~wwww」とか、・・・思っていたが嫌な予感。      部長「このツール、うちの契約してるさくらの共用サーバーで使えない?」

 

全てを無料で賄おうとするクソ部長のクソみたいな指示が回ってきた。

 

そりゃあ、オープンソース化されているから、使えるだろうよ。

 

前に少し、中身のコードを眺めてたこともあったしね。 けどそれを入れるとなると果てなく面倒くさい。

だってPythonで書かれているからだよ・・・。

コード自体はGitHubに公開されているものの、「こぉだぁのぼくでもしこうていしでつかえるしーじーあいとぴーえいちぴー」というわけではない。

動かすためにはPythonとその上でフレームワークのDjangoが必要。

田舎のクソコーダーの俺には無理っていうwwww

 

まぁ、どうせそんなん言っても通らねーので・・・。

とりあえずやってみっかということで、やったことは以下。

 

まずはPoderosaなりなんなりでSSHでサーバー操作ができるようにしておく。

というか、とりあえずこいつがなければ全てが始まらない。

  1. コマンドラインでgitをDLしてインストール。これ入れとくと後々便利。
  2. さくらの標準シェルであるcshでやるので、gitをインストールした後、必ずcshにgit用の環境変数を加えてパスを通しておく。
  3. さくらのPythonは2016-01-27時点で2.7.6。
  4. 当該ツールはPython2.x系統で書かれているので問題はないのだろうが、とりあえず、pyenvでPython2.7.9を入れる。このバージョン以降はpipコマンドがデフォで使えるしね。
    Pythonを入れたあとは、今後サーバーのPython環境がこれになるように、cshに環境変数入れてパスを通す。
  5. pipコマンドでDjangoをデプロイ。
    件の環境変数のパスはpyenv下にあるPythonを参照するようにcshに設定。
  6. FTPでもなんでもいいのでwwwパス下に、toolsディレクトリ(名前はなんでも良い)を作る。
  7. Python2.x系統 or Python3.x系統のdjango.cgiを入手。(入れたPythonのバージョンでどっちを使うかは決まる)
    1行目のインタプリタ指定は環境変数に設定したpyenvのPythonに。 自分の環境に合わせてdjango.cgiの必要箇所を編集。
  8. tools直下にぶち込み、CGIの権限設定を755に変更。
    これでDjangoを動かす準備は全て整った。
  9. Djangoで作ったものが実際に動くかテストする。
    コマンドラインで、django-admin.pyからtoolsディレクトリへ適当にプロジェクトを作る。
    できたテストプロジェクトの設定用ファイルの設定を変更したりする。 これがきちんと設定できてれば、コマンドラインでDBへのテーブル複写ができるので、実行。
  10. テストプロジェクトのサイトが表示されてればオールオッケー。toolsへ当該のWebツールを入れる。
    まぁ、PythonやDjangoのバージョン違いでエラー出る時があるから、そんときゃツールがバージョンに合うするようにツールのプログラムを弄る。
    修正範囲が広くてどうしようもないなら、PythonとDjangoを変更するのも手。

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